説明文の授業から

 ある学年の国語授業を見ていて、気付いたことをいくつか書いてみます。

①一文一文の読み取りは、授業が単調なものになる。
②見つけた正解を確認のために、全員で音読させた方がよい。
③子どもを引きつけるような問題提示の仕方が必要だ。
④言葉の意味を説明するときは、子どもにいろいろ言わせてから、一般的な解を述べるとよさそうだ。

 今日3年生で、説明文の授業をしました。(ミラクルミルク)
 昨日、久保先生に教えてもらった「とくとくべんきょう」を子どもにさせてみました。
「分からない言葉を2つ見つけて持ってきなさい。」
 子どもが書いてきたのは、利用・りょう・くらべて・代表などです。
「自分で意味を想像して、周りに書いてごらん。」
 しばらくしてから、
「同じ意味の言葉を書いた人と、どんな意味か相談してごらん。」          利用の意味を聞いてみると、「つかっている」「よくつかっている」「多くつかっている」などが出ました。文章では「多く利用されている」だから、利用が多くつかっているだと、「多く多くつかっている」ことになるよ、という話をしました。
 最初でばたばたしましたが、面白い学習にはなりそうです。

(2007.6.25)