新学習指導要領の骨子

 毎日新聞のホームページ(2017.2.14)に、2020年度の学習指導要領の骨子が載っていました。

・小学5、6年の英語を教科化し3、4年に外国語活動を前倒し
・小学校のプログラミング教育を必修化
・全教科で「主体的・対話的で深い学び」の視点による授業改善を図る
・読解力を育成するため小中の国語で語彙指導などを拡充
・主権者教育、防災教育など現代的課題への対応も重視

「主体的・対話的で深い学び」とは、アクティブ・ラーニングを日本語に改めたもの。討論や発表を通じて行うそうです。語彙指導の拡充は、私も賛成です。
 外国語活動で、3年生以上は週1時間が授業が増えるそうです。
 文部科学省のホームページには、新指導要領に関わるPDFがいくつも出ています。その中に、プログラミング的思考についても書かれています。

「プログラミング的思考」とは、自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力のことである

 何も減らさないで、増やしてばかりでは、無理が生まれるだけでしょう。

(2017.2.15)