立体で教えるべきこと

 明後日が、「割合」のテスト。その次の日から「立体」の学習に入ります。
 教えるべきことをリストアップしてみます。

1)平面でない曲がった面を曲面という。
2)平面や曲面で囲まれた形を立体という。
3)角柱…底面が多角形で、側面が長方形の立体。
4)角柱の平行な2つの合同な面を底面といい、まわりの長方形の面を側面という。
5)底面が三角形、四角形、五角形、…の角柱を、それぞれ、三角柱、四角柱、五角柱、…という。
6)円柱…上下の面が円で、曲面でかこまれた立体。
7)円柱の平行な2つの合同な面を底面、まわりの曲面を側面という。
8)角柱の円柱や2つの底面に垂直な直線の長さを、角柱や円柱の高さという。
9)三角柱・円柱の見取図やてん開図が描ける。

 3と6以外は、学校図書に載っています。角柱や円柱の説明は、『例解学習国語辞典 第九版』(小学館)のものです。
 教科書では、角柱や円柱の絵を示して、このような立体を角柱という、としています。底面や側面を教える前に説明しようと思えば、教科書のような表記にならざるをえないのでしょう。

(2017.2.20)