『国語五 銀河』(平成27年度版、光村図書)に、「一まいの写真から」という単元があります。副題が「表現を工夫して物語を書こう」です。
写真を選び、設定を考え、物語の構成を考えて、創作するわけです。
教科書には、左のように、一枚の写真から、時・場所・人物・気持ちを考えさせるようにヒントがあります。
昨日、学年会で、この単元の評価をどうするかが話し合われました。
1)設定が4つとも書かれている。
2)事件が起こり、結末が書かれている。
3)初めと結末で、登場人物の気持ちが変化している。
小学校段階の物語作りでは、上記の3つができていれば、十分でしょう。
もちろん、文章の表現が優れていたり、設定が物語の流れに関連していたり、読み手に感動を与えるならば、よりいいでしょう。
プロレベルになれば、設定だけで、膨大な量を書くことができるでしょう。
現在ならば、誰も書かないようなものを書けるかが重要になりそうです。
(2017.2.21)