立体、そして角柱と円柱

 来年度は、今の学校で、5,6年の理科を担当することになりそうです。
 理科担当になれば、多分、今の学校にいる限り、当分、理科の授業しかしないことになります。
 現在、5年の算数を教えていますが、今日から始まる「立体」の単元で終了です。
 要するに、私が算数を教える機会も、残り一単元ということです。
 さて、授業の導入は、他の教科書を提示することから始めようと考えています。

 左が啓林館、右が日本文教出版です。
 最初に、左の教科書の左上の写真をタイトルを隠して、提示します。
「この写真を見て、分かったことや気がついたことを言ってみましょう。」
 この後、タイトルを予想させます。
 子どもたちが使っている教科書は、学校図書でのタイトルは、「立体」です。
 でも、啓林館や日文は、タイトルに「角柱と円柱」と入れています。
 私としては、立体はこれまで、直方体や立方体を習っているので、今さら、タイトルにする必要はないと思いました。
 さらに、日文は「角柱と円柱」以外に、「柱の形を調べよう」とあります。
 角柱も円柱も、柱であることがポイントのようです。

はしら【柱】①たてものの屋根をささえる、まっすぐに立てた材木。
      ②長くてまっすぐ立つもの。(例)火柱が立つ。
      ③物ごとの中心になるもの。(例)父は一家の柱だ。

 他の出版会社の教科書を持っていると、そこに載っているものを導入として使えるので便利です。
 来年度は、理科の担当になりそうだと思ったので、高槻市が採用している東京書籍の5・6年の理科の教科書は購入済みです。
 あと、以前使っていた啓林館の教科書は持っています。(PDFとして)
 どうせなら、他の出版社の理科の教科書も買っておくといいかもしれません。
 さて、今日の算数では、「角柱と円柱の性質に気付く」ことが重要です。
 角柱と円柱の相違点を見つけさせることで、角柱も円柱も底面が合同で水平であることや、平面だけで囲まれているのが角柱、平面と曲面で囲まれているのが円柱、ということにも気付かせていきたいものです。

(2017.2.23)