角柱の底面や側面の形や数

 学校図書の5年算数の教科書に、下の表が載っています。

「まだ書きません。フライングしません。」
と書くことを止めておいて、三角柱を扱います。
 木製の三角柱を見せながら、問いを出し、列指名で答えさせていきます。
「この立体の名前は、何ですか。」 ・三角柱です。
「底面の形は、何ですか。」 ・三角形です。
「側面の形は、何ですか。」 ・長方形です。
「面の数はいくつですか。」 ・5つです。
「2+3=5の2は、何を表していますか。」 ・底面の数です。
「3は、何を表していますか。」 ・側面の数です。
「頂点の数は、いくつですか。」 ・6つです。
「3×2=6の3は、何を表していますか。」 ・底面の三角形の頂点の数です。
「それが2つあるということですね。」
「辺の数は、いくつですか。」 ・9つです。
「3×2+3=9の3は、何を表していますか。」 ・底面の辺の数です。
「それが2つあって、+3は何を表していますか。」 ・側面の辺の数です。
 このあと、四角柱のところを縦に書き込ませ、持ってこさせました。
 四角柱の辺の数は、「4×2+4=12」となります。
 全部、書けた子から、黒板に投影した表の枠1つを書くように指示しました。
 先着15名が書けることになります。枠が全部、埋まってから答え合わせをします。その後に、応用問題を出しました。
「先生が出す応用問題を予想できる人?」 ・七角柱以上を聞く。
 十角柱をノートに書かせました。時間は1分です。
 1分後に、先ほど黒板の枠に書かなかった子を当てて、答えさせていきました。
 十角柱の底面の形は十角形、側面の形は長方形、面の数は2+10=12、頂点の数は10×2=20、辺の数は10×2+10=30となります。
「変わらないものに、赤線を引きなさい。」
 面・頂点・辺の「2」は変わりません。他に変わらないもの出されて盛り上がりました。(例えば、「長方形」や「~角形」など)

(2017.2.24)