日本人のプログラマーがいない

 伴先生が講座の中で、プログラミング教育がなぜ推奨されているのかを話されました。

1)インドは、プログラマーを輸出している。
2)インドでは、幼稚園からかけ算を始める。(九九ではなく、12の段まで。)
3)今一番の大学はインド工科大学。算数・数学さえできればいい。
4)日本の主要なプログラマーが、すべて外国人になる可能性がある。
5)日本で使ってる主要なプログラムを日本人以外が全て作ることになってしまう。
6)国家的危機としてプログラミング教育が始まった。インド対策でもある。

 そのため、少しでもプログラミングに興味を持ってもらうために、プログラミング教育が学校現場に入ってくるわけです。
 インドは、国家として、プログラマーを育てようとしているわけです。
 そんなインドに、今の日本が太刀打ちできるわけはないでしょう。
 それでも、すべてを握られてしまわないように、あがいているのです。
「日本人のプログラマーを少しでも増やすため」にプログラミング教育をしますとは、文科省はいいません。それはぶっちゃけすぎなのでしょう。
「プログラマーを作るために、学校があるのではない」と反対する人もいるでしょう。だから、あれこれプログラミング教育の必要性をこじつけるわけです。

(2017.2.26)