東国原英夫『知事の世界』(幻冬舎2008.5.50)に、次の記述があります。
改革というものは、小さなところから着実に手をつけていかないと、大きなところまで到達できない。いきなり全体を変えようとすれば無理が生じる。小さなことを一つずつ変えていく積み重ね大きな改革につながるのだと思う。
自分が今やっている学力づくり・学級づくりと重ねてしまいました。
テスト返し。指導すべきところは2つです。一つは返事。
「原田くん。」「はい。」「いい返事だね。」
「京極さん。」「…。」「…。」
「はい。」と返事がいい子はほめ、それ以外は今のところ何も言いません。
この方法は、谷先生に教えていただいたものです。
もう一つの椅子入れは言います。
「原田くん。」「はい。」「椅子入れてきて。」
テストをもらう目の前まで来ていても、椅子を入れにいかせます。
ふだんのノートでも最初の数人は椅子入れ指示を言えるのですが、ノートを持ってくる子が増えると、ノートを見る方に意識が集中してしまい、椅子入れ指示は言えません。
11月までに、全員が返事をでき、椅子入れができるようにさせたいものです。
(2008.6.2)