「動物の体と気候」の表に動物名を入れてみます。
「寒い地方にすむ動物は、同じ種類の中では、あたたかい地方にすむものにくらべて体格が大きい」の例として挙げられているのが、ニホンシカです。
北海道のエゾシカは、寒い所に住むゆえにニホンシカの中で一番体格が大きく、沖縄県の屋久島のヤクシカは、暑い所に住むゆえに、一番体格が小さいわけです。
四国、九州のキュウシュウシカは、暑い所に入れてもいいかもしれませんが、本州のホンシュウシカは、寒い所、暑い所のどちらにも入れられません。
子どもたちにさせると、ホンシュウシカ以外に、ニホンシカも表の中に入れてしまうかもしれません。(そこが、上位・下位の学習につながるのだけど。)
(2017.3.21)