東京書籍の指導書(朱本)では、「物の燃え方と空気」は、全7時間です。
第1次・第1時 物を燃やし続けるにはどうすればよいかを考え、話し合う。
第2時 集気瓶の中でろうそくを燃やし続ける方法を調べ、物が燃えるためには空気が必要であることをまとめる。(実験①)
第2次・第3時 窒素、酸素、二酸化炭素のうち、物を燃やすはたらきがある気体はどれかを調べ、まとめる。(実験②)
第3次・第4~5時 物が燃える前と物が燃えた後とでは空気はどう変わるか、石灰水や気体検知管で調べる。(実験③)
第6時 実験結果を基に、物が燃えると、二酸化炭素ができることをまとめる。
第7時 物が燃えるときの空気のはたらきについて、学習したことをまとめる。
以前、大阪市で理科をしていた時は、酸素ボンベや気体検知管を班で1本ずつ渡していました。でも、高槻市の今の学校では、それぞれの実験消耗品が高価なため、クラスで1~2本しか買えていません。
実際、酸素ボンベは1本626円、酸素用気体検知管は5本入りの1箱が2484円です。気体検知管を1本使うだけで500円、8班分したら4000円、4クラスだと16000円になります。これは、無理というものです。
全員に実験させられないのは、とても残念ですが、仕方ないでしょうね。
(2017.4.11)