熱意の差が大きな結果の差を生む

 青山学院陸上部の寮の玄関には、寮生活の心得3カ条が貼ってあります。

「一、感動を人からもらうのではなく、感動を与えることのできる人間になろう」
「一、きょうのことはきょうやろう。明日はまた明日やるべきことがある」
「一、人間の能力に大きな差はない。あるとすれば、それは熱意の差だ」
                    原 晋『魔法をかける~アオガク「箱根駅伝」制覇までの4000日~』(2015.4講談社)より

 1つめ、もらうではなく与える、とは、依存ではなく、自立した人間になれ、ということでしょう。「~してもらう」ことが当たり前だと思っている人が、日々成長できるとは思えません。「自分には何ができるか」を常に問い、行動する人間こそが成長できるのです。
 2つめ、「今日」を「きょう」と書いているのが気になります。それはともかく、まずは目の前の課題をしっかりこなせ、ということでしょう。
 3つめ、熱意(情熱)の差こそが、大きな結果の差につながる、と言いたいのでしょう。日々の練習のくり返しの中で、ほんのちょっとさぼるだけで、やがて、それが大きな結果の差へとつながっていくのです。
 それほど、情熱の継続というのは、大切なことなのです。
 日々の「日」を訓読みすると「ひ」です。「ひ」は「火」に通じるのです。

(2017.6.2)