1年担任をしたことのないので、授業での子どもの反応が予測しにくいです。
【板書】「ここへ おいでよう。」
「これ、誰が言っているの?」 ・みんな。 ・くじら。
「みんなとくじらは同じことを言ってるんですか。同じなら○、ちがうなら×とノートに書いてごらん。」
×をつけた子に、何がちがうのかを発表させる。
・みんなの「ここ」は運動場で、くじらの「ここ」は空。
○をつけた子に、何が同じなのかを発表させる。
・一緒にあそびたい、という気持ちは同じ。
「みんなとくじらの一緒にあそびたい、という願いはかないましたか。」
・かなった。
「どうして、かなったの?」
・「天まで とどけ、一、二、三。」と言ってジャンプしたから。
・一回であきらめないので、三回もチャレンジしたから。
・みんなで手をつないで、一緒にがんばったから。 ・風が吹いたから。
【板書】「天まで とどけ、一、二、三。」
この後、3つある上記の言葉が同じかどうかを聞いていくのです。(つづく)
(2017.6.25)
「ここへ おいでよう。」や「天まで とどけ、一、二、三。」を板書するときは、教科書に出てくる数だけ、書いた方がよさそうです。
【板書】
①「天まで とどけ、一、二、三。」
②「天まで とどけ、一、二、三。」
③「天まで とどけ、一、二、三。」
一人もしくは班で、①~③を3つとも読ませます。
すると、①→②→③と声が大きくする子や班が出てくるでしょう。
「声がだんだん大きくなってるのは、なぜですか。」
・もっと高く跳ぼうとがんばっているから。
・やる気が高まっているから。
というような理由が出されるでしょう。
1年生ですから、理由うんぬんより、何回も何回も読ませた方がよさそうです。
そして、「城野さんの読み方の工夫が分かった人?」と読み方の工夫を見つけさせて、発表。さらに、「城野さんはなぜそんな読み方をしたのでしょう?」と他の子に言わせてみるのです。
そうすることで、音読を中心に据えながら、主題に迫らせていけるのです。
教師が意識していれば、主題という言葉を使わなくてもいいのです。
(2017.6.26)