4年分科会のメモ

 4年生分科会のメモです。広場用のまとめを書くためものです。

中村 力「子どもも教師も楽しんで!~学力づくり・授業づくり・学級づくり~」
1)低学年…わかりやすい指示・テンポ  高学年…目的意識
 中学年…楽しさ・チーム
2)ことわざカルタ…固い握手をしてからスタート(握手してない子を見逃さない)
3)最初は5分で切る。静かになるとテンポよくできる。
4)カルタの効用…ルールを守る心地良さが学級づくりにつながる。
5)若い教師の課題 ①権威くずしにあう。 ②静寂をつくれない。
6)ことわざカルタは百人一首より、覚えやすく、会話や文章で使える。
7)TKB…楽しみながら教師がポス猿になれる。
8)百マス計算は、最強の学級づくりツールである。(3つのパワー)
 ①「君の相手は、昨日の自分なんだ!」(成長観)
 ②努力が正比例することを全員で体感できる。→やる気アップ→学力向上
 ③格差が縮小する
 ※わり算の筆算を示して、百マスをするわけを伝える。
9)学級経営 リーダーを育てる組織を築く。
10)班長会…①「班の中で困っている子はいない?」
      ②次の議題を話し合う。  ③大事な連絡を班長に伝える。
11)一人を大切にするシステムづくり
 ①一人一役 ②全員とつながる。 ③全員にスポットが当たる。
12)特別支援  ①チーム対応する。(担任1人だけで対応しない。)
       ②ぶれない対応をする。
       ③周りから対応する。(影響ある保護者から)
13)良い授業とは、向上的変容がある。
14)国語の妥当な解を教師は見つけておく。
15)国語の授業はワンパターン。
 ①音読 ②自分の考えを書く。(A)→予習 ③話し合う。
 ④再び、自分の考えを書く。(A‘)
16)予習を通して自分の考えを出し切った子どもたちは、他の子の意見を聞きたい。
鈴木可純「自主学習でキラキラ!」
1)目の前の子どもたちに幸せな人生を歩んでほしい。
2)自分で考える力をつけてほしい。→そのための自主学習。
3)子どもたちに紹介した最初の7つの技
 ①題名をつける。 ②小見出しをつける。 ③記事をかこむ。
 ④イラスト、キャラクター、カットを入れる。 ⑤読みやすい字で書く。
 ⑥自分の感想や疑問を入れる。 ⑦見開き2ページにぎっしりまとめる。
4)「あなたの技を他の子に伝えて、他の子が1つでも真似してもらえるといいね。」
5)力があるのに出し切れてない(省エネ)子のスイッチを入れる。
荒井賢一「「ごんぎつね」言葉にこだわる国語の授業づくり」
(講座をしていたので、当然、メモはしていない。)
久保 齋「国語ミニ講座」
1)予習半ページ。
2)紋切り型ではなく、思考過程まで書かせる。
(iPadで久保先生の教育技術の連載や予習の本を私が提示していたので、上記2つしかメモできなかった。)

私の講座に対する感想を2つほど、ピックアップしました。

・納得しながら聞きました。ディズニー映画のようにみんなハッピーエンドで終わるのではなく、「ハッピーだけど悲しい」「悲しいけどほっとした」など複雑な心情を子どもと一緒に味わいたいです。そこに迫る先生の指導の手法はとても勉強になりました。
・どのように言葉にこだわるのか、ヒントをたくさんいただきました。また言葉にこだわることが教材を正しく読むことにつながることはもちろん、文学作品のテーマにせまることができるのだなと思いました。また教材で国語として学ぶことを教えるということの視点を忘れないようにしたいと思いました。

 国語の講座で話すのが、一番楽しいです。

(2017.8.8)