2年で初出の主語と述語が、学習としてきちんと取り上げられるのは、4年になってからです。
『新しい国語四上』(平成27年度版、東京書籍)の「文を組み立てを考えよう」(P.108~109)で、主語・述語+修飾語が出てくるのです。
主語は「だれが(何が)」「だれは(何は)」に当たる言葉で、述語は「どうする」「どんなだ」「何だ」に当たる言葉です。
これが、主語と述語の説明です。
「白い」「元気に」のように、文の中で、ほかの言葉をくわしく説明する働きをする言葉を修飾語といいます。
修飾語が入ることで、伝えたい内容をよりくわしく表すことができるようになります。
修飾語は、字のごとく飾りです。
となると、文の中で一番大切なのは、飾りではない主語と述語であり、この2つが文の骨格となっているのです。
(2017.9.6)