「こそあど言葉」の授業の流れです。
1)(4コマまんがの1コマ目を提示する。)
2)「この絵とセリフから何が分かりますか。」
3)・姉と弟がいる。 ・ハンバーグを作ってる。
4)「「あの」から何が分かりますか。」
5)・お皿が2人から遠くの方にある。
6)(2コマ目を提示。)「なぜ、男の子は「どの」と言っているのですか。」
7)・どのお皿なのか分からないから。
8)(3コマ目を提示。)「なぜ、男の子は「この」と言っているのですか。」
9)・お皿がすぐ近くにあるから。
10)(4コマ目を提示。)「なぜ、女の子は「その」と言っているのですか。」
11)・女の子じゃなくて、男の子が皿を持っているから。
12)「1コマ目から赤線を引いた言葉だけ読みましょう。」
13)・あの、どの、この、その。
14)「「この」「その」「あの」「どの」などのように、「こ・そ・あ・ど」で始まり、ものごと、場所などを指ししめすはたらきをする言葉を、「こそあど言葉」といいます。」
15)【板書】こそあど言葉
16)「こそあど言葉のことを指示語ともいいます。」
17)「「この・その・あの・どの」以外にどんなこそあど言葉があるでしょうか。」
18)ノートに書かせて、発表。
19)教科書『新しい国語三上』(東京書籍)P.46~47を開かせる。
20)こそあど言葉の使い分け方を連れ読みする。
21)【板書】( )にしようかな。
22)「( )にあてはまるこそあど言葉をノートに書きましょう。」
23)「使い分け方は、どれですか。」・指ししめすものがはっきりしない場合。
24)「( )にあてはまるこそあど言葉はどれですか。」 ・どれ。
25)残り2問も、同じように解かせていく。
26)さらに、AとBとの会話の( )も考えさせていく。(追加3問)
27)さらに、「やまなし」の会話の( )も考えさせていく。(追加2問)
28)「「こそあど言葉」を使い分けていきましょう。」
29)「「こそあど言葉」を使い分けていきましょう。」
26の追加3問は、「日本語教師の広場」というホームページの「指示語「こ・そ・あ・ど」文脈指示」から取りました。日本語教師を応援するTomo塾の仁子真裕美さんが書いているブログです。
このブログには、日本語文法の解説が50以上載っています。文法を勉強し直すのに最適なホームページなのです。
(2017.10.17)