扱い方がちがうつなぎ言葉

 今、「文と文をつなぐ言葉(接続語)」の授業を作成中です。
 4年生で学習する内容ですが、教科書によって扱い方が大きく違いました。
『新しい国語 四下』(平成27年度版、東京書籍)では、「文と文をつなぐ言葉の働きを考えよう」で見開きの2ページです。
 一方、『国語四下 はばたき』(平成24年度版、光村図書)では、「文と文をつなぐ言葉」で、6ページもあります。
 東京書籍は、順接・逆接・添加の3種類の例文が出されます。でも、つなぎ言葉の働きは一切書いていません。
 一方、光村図書は、右のような表があり、6種類のつなぎ言葉が紹介されています。
 どちらがいいかはさておき、教科書によって、こんなに違っていいものでしょうか
 光村のように、つなぎ言葉を網羅したものの紹介は必要だと私は考えます。でも授業ではいっぺんに扱わない方がいいです。

(2017.10.25)