グラフ2つで1時間の授業

 ずっと実験ばかりしてきた「物のとけ方」ですが、今回、下のグラフの読み取りで1時間授業しました。(↓『新しい理科5』東京書籍)
 授業の流れは、簡単です。

1)タイトル・縦軸・横軸の確認。
2)分かったこと・気付いたことの発表。
3)先生問題5つ。

 タイトルは、左のグラフなら「水の量ととける量との関係(水の温度20℃)」です。( )内の条件もタイトルに含まれます。
「縦軸は、何を表していますか。」 ・物のとける量。
「単位は、何ですか。」 ・g。
というように、縦軸・横軸は確認させていきます。
 分かったこと・気付いたことの発表の後に、次の5問をそれぞれ出しました。

「水の量ととける量との関係(水の温度20℃)」のグラフから
1)水100mLでは、食塩とミョウバン、どちらがよくとけますか。(食塩)
2)水50mLにとけるミョウバンの量は、約何gですか。(約6g)
3)水100mLにとける食塩の量は、約何gですか。(約36g)
4)水50mLにとける食塩の量は、約何gですか。(約18g)
5)水100mLにとける食塩の量は水50mLにとける食塩の量の約何倍ですか。(約2倍)

 目分量の読み方と問5が難しめです。

「水の温度ととける量との関係(水の量50mL)」のグラフから
1)水の温度40℃では、食塩とミョウバン、どちらがよくとけますか。(食塩)
2)水の温度60℃では、食塩とミョウバン、どちらがよくとけますか。(ミョウバン)
3)水60℃にとけるミョウバンの量は、約何gですか。(約28g)
4)水40℃にとけるミョウバンの量は、約何gですか。(約12g)
5)水60℃にとけきったミョウバン水を40℃にすると、何gのミョウバンが出てきますか。(約16g)

 問5が超難しいです。でも、テストに出てきやすい問題でもあります。

(2017.12.10)