第2講座を組み立てる

 第2講座「行事指導を支える授業のあり方」の講座の流れを考えます。

1)高学年に関わる行事には、どんなものがありますか。
2)行事指導で困ることは、どんなことですか。
3)仕事の2つの要素、重要度と緊急度の十字を紹介。それぞれの行事はどこに?
4)重要度は、教師によって違う。日常の授業の方が重要だと私は考える。
5)緊急度は、事前準備を早めにすれば、下がっていく。下げることができる。
6)行事は非日常なので、そこで起こることが、日常を浸食する。それが問題。
7)例、行事によって休み時間がなくなる。よく怒られる。→それがストレスになる。
8)ストレスをなるべく生まない行事指導の方法を紹介。(ここで資料を配付。)
9)ストレスを解消する授業のあり方を紹介。
10)行事後における問題は、教師の疲れと子どものエネルギー過多が原因。
11)行事後にやることを行事前に準備しておく。
12)例えば、2学期の初めが運動会なら、運動会終了後から会社活動を始める。
13)行事指導も工夫次第、そのアイデアをいくつか紹介する。
14)日常の授業の中での成長が、行事の中で発揮されることを忘れないでほしい。

 これが実践報告であれば、自分が指導してきた行事を紹介すればいいのでしょう。でも、セミナーは、新たな視点を提供することが目的とする講座なのです。

(2018.2.5)