流氷を題材として道徳(もしくは総合)の授業を作ってみます。
1)(流氷の画像を提示)「海に浮かんでいるものは何ですか。」 ・氷。 ・流氷。
2)【板書】流氷
3)「寒い所から凍った海水が風や波で砕かれて流れてきた氷の塊が流氷です。」
4)【板書】1912年4月12日深夜
5)「何が起こったと思いますか。」 ・地震が起こった。 ・流氷が流れてきた。
6)「タイタニックという豪華客船が流氷にぶつかり、沈没し、1500名以上の人が犠牲にあいました。」
7)「では、流氷は日本まで流れてくるでしょうか。」 ・北海道に流れてくる。
8)(流氷サイトを提示)
9)「小学生新聞のコラムです。」 10)【板書】ホッキョクグマが( )
11)「( )にどんな言葉が入ると思いますか。」 ・ホッキョクグマがかわいい。
12)(「ホッキョクグマが危ない」の記事を読む。)
13)「地球温暖化が進むと、気温も海水の温度も上がります。例えば北極では、温暖化によって海の氷が少なくなっています。氷の上でかりをするホッキョクグマも、100年以内に絶めつしてしまう可能性があると考えられています。」
この後の展開を少し迷っています。
(2018.2.14)
流氷の授業、少し修正を加えます。
1)(流氷を隠した画像を提示)「海に何かあります。何だろう?」 ・船。
2)(流氷の画像を提示)【板書】流氷
いきなり流氷を見せず、隠して予想させてから見せることにしました。
これを次のオオカミの授業でも、真似します。
1)(赤ずきんのベッドにオオカミが寝ている場面で、オオカミを隠して提示。)
2)「ベッドに誰か寝ています。誰だろう?」 ・おばあちゃん。 ・おおかみ。
3)(おおかみの画像を提示)【板書】オオカミ
ふたたび、流氷の授業に戻ります。次の発問を追加しました。
10)【板書】流氷がなくなると、こまる動物は?
11)「流氷がなくなると、こまる動物は何でしょうか。」 ・ペンギン。
この後に、小学生新聞コラムの「ホッキョクグマが危ない」を提示していくのです。さらに、青田昌秋の「流氷と私たちの暮らし」(光村中1国語)を紹介し、流氷がなくなると、人間を含めた生物全体がこまることを伝えます。
この展開をオオカミの授業でも使います。
「オオカミがいなくなると、こまる動物は?」と、さらに「オオカミがいると、こまる動物は?」を入れると面白くなりそうです。
(2018.2.15)