「葉っぱのフレディ」を指名なし音読させました。2文交代です。
「最低、2回は読んでください。」
最近、指名なし発表をよくやっていたので、譲るのが早くなってきました。
気になるのは、なかなか自分から立たない子です。
「葉っぱのフレディ」は結構長い話なので、60回立って読み終わりました。
6回読んだ子が1人、4回読んだ子が5人、3回読んだ子が6人、2回読んだ子が6人、1回しか読まなかった子が5人です。
ここで問題なのは、1回しか読まなかった子です。チャンスがなかったわけではありません。何しろ、同時に立ったら、回数の少ない子が優先というルールがあるからです。さらに、誰も立たない空白の時が何度かあったからです。
まず、たくさん読んだ子をほめました。
さらに、誰も立たない空白の時に読んだ子をほめました。
それから、1回しか読まなかった子を立たせ、最初に私が何と言ったかを聞きました。「最低2回読む」ということは覚えてました。
この5人は、「放課後、先生のところに来て、音読しなさい」と命じました。
指示通りしなければ、損する状態を設定したわけです。
このことが、次回の指示で効果を発揮するのです。
(2010.6.21)