算数は体積の学習をしています。
まとめの問題です。
右のような問題のとき、3問あるうち1問だけ、教師がチェックする問題は、①~③のどれでしょうか。
当然、③です。
では、③の何を見るといいのでしょうか。
単位の違いに気がつかず、式を「10×1×20」にしてしまう子を見つけるのは当然ですが、それ以上に、「10×100×20」と書いた子にこそ注目が必要です。
式が「10×100×20」では、不十分なのです。
なぜなら、問題の中に、100という数字がないからです。
「問題にない数字をいきなり書いてはいけません。」
こう言わないといけません。
「1m=100cm」という表記があり、そのあとに、「10×100×20」を書くべきなのです。
そういうところをチェックすることで、より慎重になっていけるのです。
(2012.7.4)