小数のわり算で、次のきまりを確認しました。
わる数が1より小さいとき、商はわられる数より大きくなる。
実際に、そうなることを計算で確かめるのですが、より具体的な話に落としてみました。
「りんごが6つあります。2つずつ配ると何人に分けられますか。」
「3人です。」
「式は?」
「6÷2です。」
「りんごが6つあります。切って、半切れずつ配ると何人に分けられますか。」
「12人です。」
「式は?」
「6÷0.5です。」
1より小さい数でわると、わられる数より商の方が大きくなるわけです。
ふだん小数でわるなんてことはしませんから、子どもにとってもなかなかイメージできないようです。
わり算すると小さくなるというイメージをかたくなに持っている子もいそうな感じです。
(2012.6.7)