白いぼうし・第1場面②

 白いぼうし第1場面を一斉読させた後、学級通信を配りました。
 昨日の続きの意見から、書いた子に読み上げさせていきました。
 Cさんの「速達ていうのは、どういういみ。」を詳しく扱いました。
「昨日の続きから3行空けて、行の真ん中に「速達」と書きます。」
 久保先生が、言葉の意味を考えさせる方法を使いました。
「速達」を丸く囲み、その周りに予想する速達の意味を書かせていくのです。
 初めてなので、子ども達に挙手させて、私が黒板のものに書き込んでいきました。「速くおくる」「急いでおくる」「遠くから来る」「その日にとどく」「配達」(達から連想)などが出されました。
 同じく「しんし」の意味も考えさせました。「お金持ち」「お客さん」「おじいさん」「ワイシャツ来た人」「ジェントルマン」「りっぱな人」などが出されました。「紳士服って言葉を聞いたことないですか。」と、私の方もヒントを出していきました。「紳士って、先生のことや。」と言う子もいました。
 最終的に、国語辞典を私が引いて、その意味を語りました。
 続いて、意見を読ませていきました。
 Dさんの「もぎたて」について意見の後に、もぎたてと似ている言葉をあげさせました。「焼きたて」「入れたて」「搾りたて」などが出されました。言葉のイメージを広げることが大切ですね。
 一通り、子ともたちの意見を扱った後、松井さんがタクシーの運転手であることを確認。
(バスの運転手という意見もある意味妥当性があります。)
 その後、私からの問題を板書しました。

タクシーのまどは、開いていますか。

 問題を写させ、開いているか、開いていないかを書かせました。
 人数を数えると、開いているが13人、開いていないが10人。
 ほぼ半数に意見が分かれたので、これはいいセレクト発問です。
 明日理由を考えることを告げ、残り3分で、百人一首を1試合しました。

(2008.7.9)