何点をつけるか?

 今、社会では、向山型歴史学習法で、戦国時代を学習しています。
 今日は、戦国時代の特徴から、書かせました。
 板書されたものに、私は点数をつけていったのですが、それは学級通信では紹介しなかったので、ここに書いてみます。

①「強い者が生きのび、弱いものがほろびる時代。」
②「武士と町人の身分がはっきりていた。」
③「江戸に幕府を開きました。」
④「ポルトガル人がくるようになった。」
⑤「下こく上があった。」
⑥「戦に鉄砲が使われている。」
⑦「スペイン人がきて、学校や教会が建てられた。」
⑧「鉄砲とキリスト教がつたわった。」
⑨「武士の力あらそい。」
⑩「天下統一。」
⑪「外国のぼうえきがさかんになった。(中国じゃない)」
⑫「信長・秀吉と家康。」
⑬「信長が室町幕府をほろぼした。」

 まずは、あなたの判断で、①~⑬の意見に100点満点で点数をつけてみてください。できれば、その理由も書き込んでみましょう。

 さて、私がつけた点数と理由も紹介をします。結構、適当なところもあります。 ③これは、戦国時代の終わりだから、10点。
 ④⑦⑪⑬は、一部のことだから20点。
 ②は秀吉が刀狩をしてからのことだから、40点。
 ⑫は特徴とは言えないけど、ほしいから50点。
 ⑨はなるほど70点。
 ⑥⑧はいい線いってるので80点。
 ①⑤⑩は、時代の特徴をよくとらえてるので90点。
 ⑩は「天下統一」だけでは言葉足らずなので、「天下統一をめざした時代」とするといい、と子ども達に言いました。
 ①と⑩では、どちらがいいか手を挙げさせました。(⑩の方が多い。)
 そして、①のことは教科書に載っていないので、教科書に載ってる「天下統一」を特徴とすることに決めたのでした。
 さあ、次の授業が楽しみです。

(2001.7.4)