国語辞典最初の指導

 3年「国語じてんを活用しよう」の導入授業です。
「青を国語辞典で引くと、どんな意味が書いてあるか想像しましょう。」
 2つ書いたら持ってこさせました。

・川や空のいろ ・ふじさんの色 ・ふでばこのいろ
・にじの色 ・いろのいみ ・きれいな海の色
・うみのこと ・ソーダーの色 ・水
・すずしいかんじのカラー ・紙の青色
・しんごうきの青 ・きもちのいい色 ・すずしい色
・青空の色 ・ノートは青い ・そらをイメージした色
・青いえんぴつ ・そらのような青いことをいう。 
・かわ ・そらは青 ・すきとおった色や物 
・気もちがおちつく ・そらの色から名前がついた。 
・そらをうかばせる色 ・青ぞら

 この後、国語辞典で一斉に「青」を探させました。見つけた子から立ちます。
「1番、2番、3番、…」と、私の方で順位をつけていきます。
「立った子は、意味を読んでおきましょう。」
 10番までカウントした後は、
「何ページですか。」「17ページ。」
「立っている人は、座っている人に教えましょう。」
 全員が立ったらすわらせ、辞書の意味を連れ読みで読ませていきました。
(3年生で習ってない漢字もいっぱい使われています。)
 同じように「赤」でも、まずは意味を予想させて書かせました。
 青では、「すすめの意味の信号」という意味があったので、赤のときには「止まれの意味の信号」と書く子もいました。「青と反対の色」と書く子もいました。 やはり2回目は、1回目より進化する子が多いです。
 同じことを2回くり返してやることで、学びが深まるようです。
 全員が赤の意味を発表した後、辞書を引かせる前に、「赤」が「青」より前のページにあるか後のページにあるかを予想させました。
 その後、辞書引き。もちろん、順位もカウントします。
 赤の意味を連れ読みした後、「赤」が「青」より後にあることを確認。
 その後、教科書の「国語じてんを活用しよう」を連れ読みしていきました。
 辞書は意味が分からない時、漢字が分からない時に使う、ということが書いてあります。さらに、言葉が五十音順に並んでいることも説明しています。
 ノートに「五十音じゅん」と書かせてから、
「あいうえおかきくけこ」と言い、「実はかの次はがになります。」
という話もして、残り時間、自由に国語辞典を引かせたのです。

(2007.7.2)