徳川家康をどう教えるべきか悩んでいます。
「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くが如し」(徳川家康の遺訓)
織田信長が古い風習などの破壊、豊臣秀吉が新しい社会の建設、そして、徳川家康が平和な社会の維持・管理。3人がそれぞれの役割を果たしたことで、江戸時代265年間の平和が保たれたのです。
平和な社会を維持・管理していくことが、どれだけ大変なことなのかをこれまでの歴史を振り返りながら、確かめさせたい。
板書:徳川家康(1542~1616年)75才
1547年(6才) 織田家・今川家の人質となる。(父死す)
1584年(43才) 小牧長久手の戦い 秀吉12万対家康4万 引き分け
1600年(59才) 関ヶ原の戦い
1603年(62才) 征夷大将軍になり、江戸幕府を開く。
1614~1615年(73~74才) 大阪の陣、豊臣家ほろぼす
家康は3才の時に母と生き別れになり、6才で人質に、さらに父親も家来に殺されています。
まさに重き荷物を背負って歩く人生といえます。秀吉より長生きしたことが、何より、天下をとるために必要なことだったようです。
(2007.7.3)