ふみやの成長

 3年国語「海の光」の授業、できれば、最後までいきたいものです。

【P.68 L.1~11】を音読後の発問
①「おじいちゃんがとび起きたのは、なぜですか。」(あらしになったから。)
②「おじいちゃんはとび出して、どこへ行ったのですか。」(畑)
③「おじいちゃんは畑へ何しに行ったのですか。」
 (作物の様子を見に行った。作物があらしにとばされないようにした。)
④「あの海の光とは、何の光ですか。」(夜光虫の光)
【P.68 L.12~P.69 L.10】を音読後の発問
⑤「よくがんばったのは、誰ですか。」(トマト)
⑥「一生けん命よくやったのは、誰ですか。」(トマト)
【P.68 L.1~P.69 L.10】を音読後の発問
⑦「初めの頃のふみやと変わったところを見つけて線をひきましょう。」
⑧発表。同じ所に線を引いたところに理由も言わせていく。
(「そっと土をもった。」「よくがんばったね。」「まって、ぼくも!」は出るでしょ う。「電灯だけが、あの海の光みたいに」や「つぎつぎと植えた」は出ないかも。)
⑨残りを読んで、ふみやと弟の出会いをほほえましく読み取る。
⑩このお話で学んだことを書かせる。

 ①と②は、逆に発問しました。②の方を先にしたのです。
 ②の方が、答えが「畑」と短い答えなので、全員が正解できるからです。
 ③は、授業として盛り上がりました。イメージを広げることができます。
 ⑤で「トマト」や「トマトの根っこ」を正解にした後、「誰ですかの答えがトマトでいいですか」と問い返しました。ふみやはトマトを擬人化していることをおさえました。
 ⑧は最終的に全部出ました。電灯の光は難しかったようです。
 授業の最後に書かせた「このお話で学んだこと」を紹介します。

・ふみやくんは、赤んぼうは、生まれてこなくたっていいのにとおもっていたけど、気もちがかわってやさしい男の子になった。(北村)
・お兄ちゃんははじめどうでもいいことがいっぱいあったけど後からやさしくなった。(三坂)
・ふみやはさいしょ赤んぼうなんてどうでもいいと言っていたのに、畑のトマトで気もちがかわったなと思った。(岡部)
・どんなに、小さな命でも、生きてることにはかわりないということをべんきょうしました。(小石)
・さいしょは、ふみやが赤ちゃんなんてどうでもいいと言っていたけどわたしはそんなことはないと思いました。でもさいごは、どうでもよくないになったのでわたしもうれしいです。(熱田)

(2007.7.18)