ひたすらたんたんと

 岡本史郎『成功はどこからやってくるのか?~「成功法則」の取扱説明書』(フォレスト出版)より。

「毎日早起きして、たんたんと勉強するだけです。それ以上でもそれ以下でもありません」(P.88)
 たとえば、水の温度を上げていくと一〇〇度になる。そうすると液体だった水は気体になる。(中略)私たちの人生も同じだと思う。多くの人は一〇〇度になると世界が全て変わることを知らずに一〇〇度になるまで待つことができない。しかし、ボクは、一〇〇度になると全てが変わることを知っているので、「ただやる」ことにしている。(中略)何を選択するかよりも、「単純に続ける」ことの方が何倍も大事なことになる。(P.89)

 久しぶりの担任になり、担任している4年生と、毎日名文音読をし、毎日百人一首をしました。この単純なことのくり返しこそが、子どもの力を本当につけていくんだと思いました。
 立ちブリッジにしろ、プール25m泳がせることも、たんたんと練習させることにつきます。
 できるようにさせたいことをくり返し練習させていく、それさえ、教師が飽きずにやり続けられるなら、子どもを伸ばしていけるように思います。

(2008.7.18)