第5時の時程

 一文交代読みの後に録画ボタンを消したようです。途中録画できていません。

【2008.7.11】
8:55:01「はい、じゃあ教科書。今日、第2場面の勉強に入ります。はい、教科書開いて。」
8:55:21「はい、54ページから。」
    2場面を2つに分けて、それぞれ連れ読みと自分で1回読みをさせる。
9:01:38「今から班で一文交代、○交代で読んでもらいます。」
    班で一文交代読み。班で誰から読むか指定し、右回りで読ませる。
9:04:51「次、そうだな、Aさんから1人ずつ行きますけども、1人が読んでいるようにすらすらすらーって行ってください。
     分かった?いい?」
    一文交代読み始める。2場面を2回読んで終了。
(ここでビデオの録画が切れていた。気付きを板書し終わった場面から再開。)
9:23:49「どうして松井さんは急に車にもどったのかな。」(B)
 扱っている途中でチャイム。続きはプール後の3時間目に。

 毎日、授業記録を起こしながら、いろいろ考えたことがあるので、それを列記してみます。

(1) 教科書を穴があくほど見返す子ども
 そんな子どもが何人も出てくる授業をめざしたい、と意識しました。そうすると、反省点も見えてきました。例えば、板書された子どもの意見を扱っていくところです。この時、私は黒板の意見を指しながら、全体に語ったり、問い返したりしています。手には何も持っていません。でも、教科書の本文にこだわるなら、片手に、私自身が教科書を持っておくべきなのです。そして、子どもの意見を受けながら、教科書を何度も見直す姿をまず子どもに見せることが大事なのです。

 今回の授業で、以下の発問は、教科書を見返すために有効だったと考えます。
 ①「第○場面を読んで、分かったこと・気がついたこと・思ったこと・へんだなと思ったことを書きなさい。」箇条書き・5つ以上。
 ②「第○場面のキーワードを3つ探して書きなさい。」
 ③「松井さんを男子、しんしを女子、地の文を先生が読みます。」役割読み。
 役割読みは、自分が読むべきところと読むべきじゃないところを教科書を見て確認しながら読む必要があります。
「窓は開いていますか、開いてませんか。」という発問は、その理由を探すのに教科書を見そうなものです。
 でも、タクシーに乗った経験を思い出して、頭の中だけで理由を出す子も何人もいたのでした。

(2008.7.24)