第7時の時程

 授業の中で、いかに何回も音読させるかにこだわっています。

【2008.7.14】
9:05:00「第1場面は、夏みかんを車に乗せてきた松井さん、でしたよね。
     第2場面は、ちょうを逃がした松井さんが、代わりに夏みかん、ぼうしに夏みかんを入れた、っていう話でしたね。
     では、第3場面です。」
9:05:48 連れ読み開始。
9:08:38 教師と子どもでの交代読み。
9:10:38「出てくるのは誰ですか。Aさん、誰が出てきますか。」
    「松井さん。」(A)
    場面の登場人物確認。会話文の確認。(誰が言ったか。)
9:13:39 役割読み。地の文は教師。松井さん廊下側2列、女の子真ん中2列、男の子運動場側2列。交代して4回読む。
9:19:20「じゃあこれを実際に班でやってもらうんだけど、班で自分で決める。4班は先生が入りますから、4人で行けますよね。
     じゃあ班で決めて、誰がどれやるか。一緒になったらジャンケンで決めるようにして、1回読んだらすわります。はい、起立。」
    班で役割読み。
9:22:53「一番早かったのが6班でしたね。6班起立。前で出て読んで。やってもらいます。」
    6班、前で役割読み。
9:24:58「では、ノート開いて。」
9:26:51「いつものように、この第3場面を読んで、分かったこと・気がついたこと・思ったこと・へんだなと思ったことを書きます。
     5つ書けてない人は休み時間も書きなさい。」
    ノートを持ってきた子から、指定した気付きを板書させていく。
9:34:13 終了のチャイム

 9:05:48~9:24:57まで、音読練習の時間をとっています。約20分間です。
 1時間で授業を組み立てようと思うと、音読の20分は時間のとりすぎです。
 でも、音読ができていなければ、読みとりも不十分なものとなります。
 それゆえ、2時間続きの国語が組み立てとしてはいいかなと思っています。
 それでも1時間におさめたい時は、音読する場所をもっと狭く限定することです。読む文章が少なければ、音読回数を多くとっても時間はあまりかかりません。
 ごんぎつねの研究授業を2時間連続の1時間を見せるか、1時間のを見せるかは、子どもが11月までにどこまで伸びるかにもかかわってきます。

(2008.7.26)