2学期の初めに学習する詩です。
作家の想像力から生み出された奇想天外な詩です。
題名・作者・本文・空行を含めて21行です。国語ノートが22行ですから、題名を二行の大きさで書かせると、全文がぴったしノートに収まります。それゆえ、全文視写にぴったりの教材です。
2学期は、とにかく書く力をつけたいので、書く力をつけるための授業展開を考えていきます。
「薬缶だって、空を飛ばないとはかぎらない。」の一文を使って、書く力をつけるような授業にしてみたい。
「○○だって、~ないとはかぎらない。」という形式の文を作らせます。
テレビだって、歩かないとはかぎらない。
鳥だって、泳がないとはかぎらない。
これは、○○ができないと思われてることを~できると考えるわけです。
上記の形式の文例をいくつも作らせてから、未確認飛行物体に似せた詩を作らせるのです。実際に、作ってみましょう。
作ってみると、作者が薬缶を選んだすごさがよく分かります。
(2009.7.23)