最初の指示を守らせること

 考えてみると、伴先生から学んだことが、今の自分の実践を支えています。
 まず、伴先生の講座は一番多く受けています。
 伴先生の出すビデオやCDやDVDを一番購入して視聴しています。
 昨日の淡路の講座で座っていると、伴先生の方から手を振ってくれました。
 講座中も、「荒井先生、どうぞ。」と当ててくれました。いつも気にかけてくれてるのが、とても嬉しいけれど、申し訳ない気持ちでもあります。
 申し訳ない気持ちは、いくつもあり、自分がTOSSとしては活動できてないことや、自分が不勉強であることや、その他です。
 最近のDVDや講座を通して、今一番学んだことは、次のことです。

 教師の最初の指示を徹底して守らせる。

 例えば、「教科書は両手で持ちましょう。」と最初に指示したのなら、全員が指示通りしているかを確認し、指示通りしてない子がいたら指示通りさせなければいけません。そこをいい加減にすると、「別に指示通りしなくてもいいんだ」という雰囲気が、授業全体に流れてしまうのです。
 そのため、最初の指示は、誰もができることでないといけません。
 誰でもできることでありながら、やっていない。だからこそ、やり直しを命じることができるのです。

(2009.7.26)