小さな場所でGOODになる

 石井裕之『人生を変える!「心のDNA」の育て方』(フォレスト出版2007.7)に、勉強の苦手な子が自信をもってヤル気を出してくれる方法が載ってます。

 たとえば、英単語を覚えようと思って、単語集を買ってきたとします。ABC順に編成された単語集だったら、ふつうはまずAから順番にはじめますよね?
 仮に、一日二〇単語をノルマに覚えていこうと決めたとします。
 でも、たいていは途中で飽きてしまいます。覚えても覚えても、「はぁ~、まだこんなにあるのか……」という気持ちになってしまうからです。

 これが勉強の苦手な子の現状でしょう。できないことが多すぎて、お手上げ状態なわけです。そこで、次の合い言葉が使います。
「小さな場所でGOODになる」

 そこで、英単語を覚えるときには、三千語収録の単語集の全体ではなくて、たとえば、「Mではじまる単語なら誰にも負けない!」というように、ごくごく限られた条件の単語だけを徹底的に覚えるのです。数は少なくてかまいません。Mではじまる単語だけでも圧倒されそうなら、「Phではじまる単語はすべて知っている!」だけでもいい。
 それは、それはものすごい自信になります。

 小さな自信が、その子のヤル気に火をつけるわけです。

(2011.7.24)