0をつけ足す

 日文の4年算数の小数の学習です。

 最初、3.9の右となりを3.91と教えました。それから(ア)を考えさせました。
 次に、(エ)を考えさせました。
(イ)(ウ)がとても難しいからです。
 ほとんど教えたような形で(イ)と(ウ)を考えさせました。
 最後に、「4は4.0と考えると分かりやすいよね」と話しました。
 でも、それなら、3.9を3.90、4を4.00、4.1を4.10として考えた方が分かりやすいかもしれません。
 小数点を抜けば、390,400,410です。390と400の間なら、391,392,393,…と考えられます。400と410の間は、401,402,403,…です。そこに小数点をつければ、もう分かります。3.91,3.92,3.93,…や4.01,4.02,4.03,…となります。
 小数のたし算・ひき算のときも、けたを揃えるのに、0をつぎ足すと分かりやすいです。3-1.56なら、3.00-1.56というようにです。
 空位の0をもっと意識していきたいものです。

(2013.7.10)