2009年の6月13日に、三木露風の次の詩を授業しています。
これは、教科書の詩だったと思うので、当然、題名は提示されてます。
この詩は、題名を当てる(推理する)授業にぴったりかもしれません。
「作者が一番言いたかったのは、何連ですか。」
これが以前の授業での発問でした。
八月の昼の山で、最初は晴れていたのに、遠雷の音が聞こえ、雨が降ってきた。やがて、雨は激しくなり、雷の音も大きくなる。すると、急に雨がやみ、日が照り、青い空が見えてきた。
「静かなる色を見よ」
ここに、作者の強い主張があります。当然、三連が一番言いたかった連です。 三連を表す言葉が「晴間」が、この詩の題名になるわけです。
(2014.7.21)