歴史の授業の中で、地図帳を使わせていくべきだったと、今さらながら後悔しています。(オリンピックの開催地調べに地図帳が必要でした。)
というのも、歴史上の事件がどこで起こったか、地図帳にはしっかり明記されているからです。
例えば、帝国書院の『楽しく学ぶ小学生の地図帳4・5・6年』のP.20北九州北部を見るだけでも、次の歴史事項が青塗り四角に白字で書いています。
壇ノ浦の戦い 八幡製鉄所 金印出土地 元寇防塁跡 板付遺跡 秋月の乱
名護屋城跡 吉野ヶ里遺跡
P.29,30の阪神の地図には、たくさん載っています。
大阪城 大山古墳 平城京 東大寺 正倉院 山城の国一揆 石舞台古墳
平等院 金閣寺 平安京 銀閣寺 延暦寺 一ノ谷の戦い 五色塚古墳
「有名な戦いは、今の何県で起こっていますか。」ということを調べさせることもできそうです。
桶狭間の戦い・長篠の戦い(愛知県) 三方原の戦い・富士川の戦い(静岡県)
関ヶ原の戦い(岐阜県) 川中島の戦い(長野県)
地図帳をずっと使わないでいると、子どもは地図帳をなくしてしまいます。授業の中で絶えず活用するよう教師が意識し続けることが必要なようです。
(2007.12.7)