世論と公約

 林子平の『海国兵談』のことを紹介し、民主主義のない時代の話をした後、世論(社会や政治の問題について多くの国民がもっている意見)の定義を書かせ、さらに社会や子どもの世論(?)を書かせました。

・学校をなくしてほしい。(三宅)→賛成1、反対多数。
・ぎむ教育を高校までにしてほしい(奥原)→先生は小学校落第制にしてほしい。
・CO2を出さない社会にしてほしい。(平瀬)
・税金のむだづかいをやめてほしい(乾)
・ゴミの分別をやめてほしい(荒田)→分別してもムダとテレビで言っていらしい。
・くぬぎの木をふやしてほしい(上田)→なんでくぬぎなの?
・土曜日も学校があるようにする。(田中)→私立小はそう。学力格差が広がる。
・ガソリンを値下げしてほしい(石田)→自民党と民主党がそれで争っている。
・ムダな物をつくらないでほしい(小西)→例えば?
・あまりゆ入にたよらないようにしてほしい(宮田)→食料自給率が低いからね。
・私立の入試しけんのお金を安くしてほしい(久田)→いくら?(2万円)
・小学校の運動場をもっとひろくしてほしい。(小島)
・貧しい人がいないようにしてほしい。(神谷)
・小学校をきれいにする。(舩倉)→きたないと思う人、多数。
・学校の授業時間を減らしてほしい。(浮島)→逆に増えるでしょうね。
・運動場を天然しばにしてほしい。(藤本)
・しょうひ税をなくしてほしい(小林)→逆に増えるかも。

 次回、選挙シミュレーションをすることを告げ、公約を2つ書かせて、授業を終わりました。
 公約を書く時の参考として、大阪府知事選の3人の候補者の公約を紹介しました。子どもにとっては、橋下氏の「運動場の芝生化」が分かりやすく支持しやすいかもしれません。
 子どもの書いた公約をいくつか紹介します。

・体育の授業を増やす。           ・運動場を天然しばにする。
・学校でボールを蹴っても良いようにする。  ・休日、祝日を増やす。
・中学校の売店をタダにする。        ・小学生でもアルバイトできるようにする。
・ガソリンを値下げする。          ・消費税をなくす。             他

(2008.1.21)