6年社会。いつものように日本国憲法の前文を全員で立って一斉読することから始めました。
3学期は、ずっとこのくり返しをし、暗唱テストもしているので、前文のプリントを見ないで読んでいる子も多数見られました。
一斉読の後は、いろんな方法で毎回少しだけ読ませていきました。
あまりここに時間をかけると、本来教える内容の時間がなくなるからです。
①「最初の一行を覚えたらすわりなさい。」
② 句読点交代読み。
③「見ないで読みます。言えなくなったらすわりなさい。」
④「となりの人がどこまで見ないで言えるか聞きます。」
⑤「最初の一文を暗唱できる人は挑戦しましょう。」
最初の一文がとにかく長いのです。まずはその一文を暗唱させようと考えています。今のところ、12人の子が合格しています。
最後まで暗唱できそうな子もいるのですが、まだそのテストはしません。
九九の指導と同じで、一つの段を全員が覚えてから、次の段へ進むという方法をとりたいからです。
日本国憲法・前文の暗唱挑戦は、社会がとても嫌いだという子にもヒットしたようです。昨日、最初の一文をその子がスラスラ暗唱していたのですから。
(2008.1.30)