たくさんの戸

 5年国語「注文の多い料理店」の第2時は、1つの戸に関わる場面ごとに、連れ読み・一人読み・句読点交代読みをさせ、その場面での不思議なこと・変なこと・おかしなこと・あやしいことを数分で書かせ、列指名し答えさせていきました。「紳士が変と思わないことが変。」という意見の出たのがよかったです。

【戸1の場面】
・金色の文で戸にかいてた。          ・なんでごえんりょはないの?
・戸を開けると、ろうかになっている。     ・なんでただなのか。
・太った方は、大かんげいというのはおかしい。
・若い方は、大かんげいというのはおかしい。  ・戸にはふつう紙をはらない。
【戸2の場面】
・黄色の文で戸にかいていた。         ・しんしいがいだれもきていない。
・かみをととのえるのは、おかしい。      ・戸がいくつもあるのがおかしい。
・鏡があるのがおかしい。           ・どうしていちいちこらえなきゃいけないんだろう。
・なぜ山おくにこんな店があるのか。      ・なぜ、部屋につかないのか。
・どうして客にがまんさせるのか?       ・なぜ店の人がいないのか。
・こんな山の中でこの店がはやっているのがおかしい。
・いちいち紙で言わなくとも、ちょくせつ言えばいいのに。
【戸3の場面】
・赤で戸にかいていた。            ・なんでかみをきちんとしないといけないのか?
・なぜ金ぞく類を取るのか。          ・金庫に入れるのがおかしい。
・ぼうしを取るのがおかしい。         ・なぜ風が入ってくるのか。
・最初は紙に金色で字がかいてあったのにどうしてだんだん色が変わるのか。
・ブラシを板の上に置いたのになくなっている。
・どうして鉄砲をもっていると分かるんだろう。
・なぜ店員が出てこないのか。         ・いつになっても料理が食べれないのか。
・なぜ、びっくりしたのに次の部屋に入ったのか。
【戸4の場面】
・どうして、ネクタイピンやカフスボタンやめがねやさいふや金物類をもっていることを知っているのだろう。
・ろうかは、どこまで続いているんだろう。
・なぜ料理に電気を使うのか。         ・なぜ信じるのか、変だと思わないのか。
・なんで料理店なのにここまでしなければいけないんだろう。
・なんで全部戸のしゅるいがちがうんだろう。
・なぜとがった物は、あぶないんだろう。
・くつをぬいだら、さっきどろを落とした意味がない。
・なんで客に命令するのか。          ・なんで二人はしたがうのか。

(2007.9.5)