注文の多い料理店・ラスト

 終業式の日、2時間かけて、「注文の多い料理店」の残りの話を授業しました。
 第九場面からは、紳士たちが店のおかしさに気付いて慌て出すところなので、簡単な発問をして、次々進んでいきました。

〔第九場面〕
「このあと紳士たちはどうなるか。」
・ドアをこわしでもにげる。
・食べられそうになるけど、たすかる。
・戸をぶっこわして、泣きながら返る。
・その西洋料理店からでれなくて、食べられてしまう。
・まどから飛びおりる。
・戸をたたいたりして戸をこわそうとする
〔第十場面〕
 親分…山猫(大) 二つの青い目玉…山猫(小)
〔第十一場面〕
「このあと紳士たちはどうするでしょう。」
・服を着て犬をほめて、いっしょに家に帰る。
・家に帰る。  
・東京に帰る。
〔主題〕
・悪い事したら、返ってくるけど、そのぶんいい事したら返ってくる。いばってばっかもあかん。
・きちんと人の話やかいたことをきちんとりかいしないといたいめにあう。
・思いこみでいろいろなことを思って早とちりして注意しなかったらとりかえしのつかないことになるからきちんと注意しておかないといけない。
・あやしい所に行ってはいけない。周りのことを気にしないでいるとひどい目にあう。
・物事をよく考えて行動するように。
・わるいことをしたらかえってくる
〔感想〕
・宮ざわけん治さんは不思議な物語をつくるからおもしろいと思った。
・はなしのつづきがありそう。もっともっとよみたくなった。もいっかいよんでもおもしろいと思う。
・犬は死んだはずなのに生きかえったのがびっくりした。
・紳士たちは、どうして最初の方に気がつかなかったのかと思いました。だから、おもいこみや、なにも考えずに行動するのはよくないと思います。
・この本は、すごくすきです。ぼくも冬やすみにオリジナルの本をかこうと思いいます。今日考えてるのは、二人のぼうけんで、いろいろ仲間になっていくストーリーです。すごくたのしみです。できるか、わからないけど、5かんぐらいまで書きたいです。でもかくのは、たのしそうです。しょうせつのちょっと絵をいれます。かんそうとはなれたので、ちょっとかんそうをいれます。この本は、どういうかんけいで、つくったのかは、わからないけど、すごくおもしろかったです。
・さいしゃは、すごくやさしそうにみえたけど、わるい人だった。そして、道にまよい変なレストランに入り紙にかいてあることのいうことをいきいていると、さいごには、変なことがおき、ききがおとずれる。わるいことをしたらわるいことがかえってくると言うことだと分かりました。
・この2人は、犬にひどい事を言ったから、悪い事が自分にかえってきたのが分かりました。じごうじとくです。この2人の紳士が、おなかすきすぎて、料理店がへんな事をき付かなかった所がおもしろかったです。金持ちでもやっぱり損をする。さいごに、紙くずみたいになった顔を、なにをしてももどらなかったのが、おじいさんみたいな顔なのに、若いというのは、こわいなーと思いました。
・おもしろい物語でした。特におもしろかったのは、あの小さい山猫が下手な事を言ってたくせに、犬がきてこわがっているのがかっこわるくておもしろかったです。あのボスのすがたがみたかったです。
・おもしろかった。「注文の多い料理店」って言う言い方は、なるほどと思った。ぼくも今本を作ってるから、「注文の多い…」なんとかと言う本を作りたいと思った。

 たのしい授業でした。

(2009.12.25)