杉みき子の「わらぐつの中の神様」を範読しました。
読み終わるのに、約30分かかりました。
感想と作者の言いたかったことを書かせる時間が5分しかなかったので、書けなかった子は、次回に続きを書くことにしました。
(宿題にするには多すぎるし、ちょうど4時間目で、5,6時間目は専科の図工だったからです。)
【感想】この物語はとても長かった。それにとてもくわしく書いてあったのでわかりやすかった。感動した所は、思いをこめてつくったのは神様がいるという所です。なぜかというと、思いのこめたものは何だか温かい感じがしてとてもよかった。だから神様も温かいからはいるんだと思う。ぼくは、大工さんが何でいっぱいわらぐつをかうわけは、おみつさんが好きだからと思いました。
【みき子さんが言いたかったこと】
みき子さんはたぶん物を最後までつかってね。大事にしようとみんなに伝えたかったんだろう。最後の所におみつさんがこわれてもほぞんしようと言ったわけは、まだそこに神様がいるからではないのではないのかな…。
主題の方は的外れです。でも感想の方がどちらかといえば、主題に迫っています。「思いをこめてつくったのは神様がいる」というのが、まさに主題です。
1回聞いただけで、これだけとらえられたらたいしたものです。
(2009.10.10)