いままで、意味段落ごとに発問を出して読み取りをしてきました。でも、それは、音読回数を増やすための時間稼ぎでもありました。
毎回、最初の5分を音読の時間にあてています。
現在、全文を読んだ回数は、多い子で14回、少ない子で4回です。
家では全く読んでこないので、読むスピードが遅い子を4回読ませるだけでも、2週間程度かかるわけです。
意味段落ごとの読み取りも、そろそろ飽きがきたので、後半の意味段落は、読み取りをせず、全体に関わる色の検討に切り替えました。
ノートを見開きにして、上のページに色の検討表を作らせました。色を探し、ページ数と行を書くのは、すぐにできます。対象については、全員で検討しました。
例えば、金色なのは、つり糸か光かタイか、という具合に。
色の検討
ページ数・行 色 対象
72・3 緑 クエの目
73・3 金 光
78・6 青 クエの目
9 銀 水面
11 青 クエの目
11 黒 クエのひとみ
13 灰 クエのくちびる
80・10 銀 あぶく
この後、最も重要な色を1つ選ばせ、下のページにその理由を書かせたのです。
(2010.11.26)