「物語の中心人物は、必ず願いや目標を持っています。」
ここは言い切ってしまいます。
「桃太郎の願いや目標は何ですか。」
「鬼退治をすること。」
「そうですね。今日は、大造じいさんの願いが何かを考えましょう。」
5分間音読の後、「大造じいさんの願いが何か」を書かせました。
「根拠」と書かせ、「何ページの何行目に「 」と書いてあるから。」という形式で、根拠を書かせました。
とりあえず願いが書けた子にノートを持ってこさせ、ちがうタイプのものを板書させていきました。
1)残雪をとらえること 2)がんをつかまえること。
3)生きた残雪をとること 4)がんをかること。
5)生きているがんをとること。 6)残雪にひとあわふかせること。
7)また残雪が仲間を連れて、ぬま地で残雪と堂々と戦いたい。
7の「残雪と堂々と戦いたい」は、「これは、最後にある大造じいさんの願い」です。大造じいさんの最初の願いについて、検討していくことにしたのです。
根拠を言わせたあと、どう裁くかを考えてみてください。
(2013.2.1)