日本とアメリカの対比

 日本とアメリカ合衆国を対比させました。
 まず、ノートを半分に折らせました。それから、下から4行目に[気づいたこと]を書かせました。その上に、日本とアメリカの対比を書かせていったのです。

     日本                 アメリカ
・太っている人が少ない            太っている人が多い
・日本語                   英語
・機械類輸出                 食料類輸出
・和食                    洋食
・家入る時はくつをぬぐ。           家も外ぐつ
・ごはん系のやつ               パン系のやつ
・身長がひくい                身長が高い
・魚を多く食べる               肉を多く食べる
・子どもはそんなにピアスをあけていない。   子どものほとんどがピアスをしている。
・戦争をやっていない。            戦争をやっている
・食料自給率が低い。             食料自給率が高い。
・天皇                    大統領
・目、黒                   目、青
・刀                     ピストル
・面積が小さい                面積が大きい

 それぞれの対比は、結構からまっています。
 例えば、日本人が魚を多く食べるのは、日本が海で囲まれているからです。
 一方、アメリカは広い大地が多く、放牧に向いているがゆえに、肉を多く食べる人が多いのです。それゆえ、アメリカの人々は、背が高く、太っている人が多いわけです。
 でも、最近のアメリカは、肉食をやめ、ベジタリアンになってる人も増えてきています。それゆえ、すしなどの海の食べ物に人気が集まるのでしょう。
 1945年の敗戦後、日本は一度も戦争をしていません。それに対して、アメリカは約20年起きに何らかの戦争をしています。子どもには語らなかったのですが、軍需産業を潤すために、戦争が仕組まれているのでしょう。日本が戦争をしないのは、憲法に戦争の放棄があるからです。
 このような話を発表にからめながら語っていきました。
 やはり、一斉授業の方が、子どもたちも集中します。
 例年なら、この後、世界の国々を1人1国選んで調べさせ、ノート1ページか2ページにまとめさせます。でも今回は、時間もないし、作業に差が出そうであるし、一斉授業の形で、次の国際連合の話に進んでいこうと思っています。

(2011.3.9)