TOSS漢字文化セミナーで、向山先生の漢字模擬授業がありました。
流れをまとめてみます。
《問題提示》口に二画加えて、漢字を作りなさい。
①「例えば、何がありますか?」(例示:わからない子のために。)
②「3つ書けたら1年生レベル、6つなら…」(目安を示す。)
③「1この人?」「2こ?」…(確認)
④「8この人、書いてください。」(1人指名、板書させる。)
⑤「これ以外に3こ書ける人?」(1人指名、板書させる。)
⑥「さらに3こ書ける人?」(1人指名、板書させる。)
⑦⑥をくりかえした後、「さらに1こ書ける人?」
何よりも、漢字の出させ方がうまいな、と思いました。
私の場合、一番多い子を書かせてから、次に、違うので一番多く書ける子に書かせていました。でも、それでは、多くの子が板書できないし、数の少ない子はあきらめてしまうことになります。
小さな違いが、実は大きな違いなのです。
(2001.9.24)