マルチ発問型分け

 マルチ発問やセレクト発問を型分けしてみます。(試行段階です。)

【マルチ発問型分け】
A.限定型…答えの数が限られる。
      例:登場人物を全て書きなさい。
B.非限定型…答えがほぼ無限にある。
例:形容詞を3つ以上書きなさい。
C.発見型…より学びのある発見を促す。
例:写真を見て気がついたことを書きなさい。
D.内部情報蓄積型…主発問につなげるために、内部情報を蓄積させる。
例:台風について知っていることを書きなさい。
E.間違い誘発型…間違えた答えから、授業のねらいに迫る。
例:ヒトが生きるために必要なものを書きなさい。
F.正解型…ほとんどの答えが正解となる。
例:百葉箱を見て気がついたことを書きなさい。

 1つのマルチ発問が1つの型だけになるわけではありません。
「写真を見て気がついたことを書きなさい」は、非限定型であり、発見型であり、内部情報蓄積型であり、正解型でもあります。
(まだまだ模索していきます。)

(2006.9.5)