対人関係において、相手にセレクトを迫らない方がよさそうです。
例えば、「お金を貸してくれ」。
これは、相手に「お金を貸す」「貸さない」のセレクトを迫っています。
貸したくなくても、相手との関係を考えて、しぶしぶ「貸す」というセレクトをするかもしれません。
セレクトではなく、マルチでいくべきなのです。
「借金取りに追われてるんだ。何かいい解決策はないかなぁ。」
解決策は、1つだけではありません。
「弁護士に相談したら」
「破産宣告する手もあるよ」
「10万円ぐらいなら貸すよ」などなど。
相手が考えるマルチな解決策を取り入れるかどうか、こちらがセレクトすることになるのです。対人関係を良好に保つために、セレクトはやめましょう。
「困ってることがあるんだけど、何かいい解決策はないかなぁ。」
セレクトよりもマルチがいいのです。
(2006.9.7)