マルチ発想はプラス発想

 マクベスの有名なセリフに、
「生か死か、それが問題だ。」
というのがあります。
 これは、まさにセレクト発想です。
 自殺を考える人というのは、どうもセレクト発想になっているようです。
 解決策が「自殺」という1つしか思いつけず、「自殺する」「自殺しない」かの2つのセレクトをしてしまうのです。
 一方、齋藤一人氏のように、何事も「ツイてる!」と考えられるというのは、マルチ発想なのです。
 何か困ったことがあっても、それをツイてると考えられるのは、多様なプラス思考をできるということです。
 例えば、母が入院していることで、私は今、毎日、病院に行くようにしています。はたから見たら、大変だと思われるかもしれません。
 でも、看病する間、母も寝ていることが多いので、その時、私は読書をしています。最近、読書離れになってた私だったのですが、看病を通して、ずいぶん本が読めるようになりました。
 セレクト発想よりもマルチ発想の方が、プラス思考につながるようです。

(2006.9.8)