分数の数直線での気付き

 5年の分数の導入をしました。
 教科書には、右のような分数の数直線が描かれています。
 このところは当然の発問が出ます。
「教科書の数直線を見て、気がついたこと・分かったことを書きなさい。」

・分母と分子が同じ数字になると、1になる。(山城)
・分子が1ずつふえている。(脇坂)
・だんだん多くなる。(上田)
・点せんのところは、1・2・3・4・5になっている。(濱家)
・みんな仮分数になっている(橋口)
・分母が奇数の時は半分がない(真鍋)
・形が山みたいな形(廣田)
・3/3のとこで1になっている。(岩井)
・まん中があったりなかったりしている。(東)
・9/10だと1へっている。(西野)
・まん中の点の所の分母が4の所から2で約分できる。(上土谷)
・まんなかにぼうがある(桂)
・1/2と1/10だと1/10の方が大きい(馬越)
・上と下が同じ数字になると1。(高子)

 分数には同じものがある、というのを教えるところです。
 ただ約分や倍分は、6年で教えるので、今回教える必要もないのです。
 第2時は、同分母のたし算ですから、あえてこの導入をすることで、子どもに混乱をまねくかもしれない。(難しいと思うことで苦手意識が生まれそう。)
 上記の気付きの中で優秀なのが、真鍋さんの「分母が奇数の時は半分がない」というもの。分母が1,3,5,7,9の時は、1/2になる分数がないわけです。東くんの「まん中があったりなかったりしている。」は、真鍋さんの意見に近いです。東くんは「そう言いたかってん」と言ってましたが、「真鍋さんのようにいうとかっこよかったですね。」とコメントを返しておきました。(賢い子ですから。)
 馬越くんの「1/2と1/10だと1/10の方が大きい」はまちがいです。「馬越くんのが合ってるならノートに○、ちがうなら×を書きなさい。」こう私が問い返すことで、馬越くん自身、自分で間違いに気付きました。「馬越くんが間違えてくれたことで、いい勉強ができましたね。」とフォローを入れておきます。
 でも、一番フォローを入れにくいのが、廣田さんの「形が山みたいな形」や桂さんの「まんなかにぼうがある」のような意見です。「全体的に捉える見方がすごいです。」「真ん中の点線に大きな意味が隠れているんですね。」とフォロー。

(2007.9.26)