30秒で夏休みの出来事を指名なしで発表させました。
気になった点は、ほとんどの子が発表の練習をしてないことです。
私の指導の甘さが反映しているのです。
「発表後に誰かの発表に対して1人1回まで質問していい」ということを発表前に話しておきました。他の子の発表をしっかり聞かすためでもあります。
しかし、質問のできた子は、わずか3人でした。
やはり、ここは指導の甘さです。
「1人1回質問できるように考えておきなさい」と言うべきでした。
発表の練習をしてこなければと思わせるためには、評定しなくてはいけません。
誰の発表がよくて、誰の発表がたいしたことないのかを明確に示せば、子どもは次回から、よい評定を得るためにがんばってくるものです。
1つのことを具体的事例を入れて詳しく話せれば+50点。
3分ちょうどで話すことができれば+50点。
これで100点満点で評定できたわけです。
そういうことを事前に考えておけば、できない評定ではありません。
子どもを年間通して伸ばそうと思えば、日々の実践の中で向上的変容を生み出すための手立てを常に打ち続ける必要があるのです。
(2008.9.2)